キュート先生の『肺癌勉強会』

肺癌に関連するニュースや研究結果、日常臨床の実際などわかりやすく紹介

寄稿記事

【Medical Tribune 連載第37回目】PD-L1高発現ってEGFR陽性肺がんでは予後不良因子?

『Relationship between PD-L1 expression and outcome in EGFR-mutant lung cancer patients treated with EGFR tyrosine kinase inhibitors』(Lung Cancer 2021;155:28)より 医療情報サイト『Medical Tribune』に論文レビューを寄稿しました。 キュート…

【Medical Tribune 連載第36回目】高齢者にもアファチニブって使ってる?

『A phase II study of first-line afatinib for patients aged ≥75 years with EGFR mutation-positive advanced non-small cell lung cancer: North East Japan Study Group trial NEJ027』(BMC Cancer 2021;21:208)より 医療情報サイト『Medical Tribun…

【書籍発売】コロナワクチンの疑問・不安に回答する『コロワくんの相談室』が書籍化されます!

『コロワくんの相談室』が本になりました! 新型コロナで困っている方が大勢いらっしゃるかと思います。 そんな中、ウイルスに対抗する手段としてワクチンが登場しました。 新しいワクチンであることや、多くの情報が飛び交っていることから、 ウイルスやワ…

【Medical Tribune寄稿記事】2021年医学はこうなる

医療情報サイト『Medical Tribune』内での新春企画「私が選んだ医学2020年の3大ニュース」と「2021年医学はこうなる」に寄稿致しました。 本日は「2021年医学はこうなる」について紹介致します。 2021年医学はこうなる この新型コロナウイルス感染症流行下に…

【Medical Tribune寄稿記事】わたくしが選んだ医学2020年の3大ニュース

医療情報サイト『Medical Tribune』内での新春企画「私が選んだ医学2020年の3大ニュース」と「2021年医学はこうなる」に寄稿致しました。 本日は「わたくしが選んだ医学2020年の3大ニュース」について紹介致します。 私が選んだ医学2020年の3大ニュース わた…

【書評】『新妻免疫塾』分かりやすさ以上に優しさを感じることができる免疫学・ウイルスの教科書

書評 優しさを感じられる本 スタンフォード大学で免疫学の研究を行う新妻耕太先生と奥様のLucy先生が、ゼロから「免疫」や「ウイルス」について学べるよう出版された本を隅々まで丁寧に読ませて頂きました。 読み終わった感想を一言で言わせて頂きますと、著…

祝!ケアネット ベストピッカー!

祝!ケアネット ベストピッカー このたび、医療情報サイト『ケアネット』から「2020年下期 ベストピッカーアワード」の第1位として表彰されました。 ありがとうございます! 上期に引き続き受賞致しました。 【ケアネット ベストピッカー】‥として表彰されま…

【Medical Tribune連載 第35回】日本人データも出ました!ALK陽性既治療肺がんでのブリガチニブ

医療情報サイト『Medical Tribune』に記事を寄稿しました。 ALK陽性既治療肺がんでのブリガチニブ 第35回の論文レビューに選んだ論文は 『Brigatinib in Japanese Patients With ALK-Positive Non-Small Cell Lung Cancer Previously Treated With Alectinib…

【書評】コレは絶対読んだ方がイイ!『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』

書評 『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』 アメリカの国立衛生研究所NIHで研究されている免疫ウイルス学者で病理学の専門医でもあります「ばぶ先生」こと「峰宗太郎先生」の新刊『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』(日本経済新聞…

【Medical Tribune動画】第61回 日本肺癌学会の注目ポイントは?

医療情報サイト『Medical Tribune』に来週岡山で行われる「第61回 日本肺癌学会学術集会」での見どころについてコメント動画をアップしました。 肺癌学会の注目演題4選 3日間の会期中に行われる演題から4演題をピックアップしました。 プレナリーセッション…

【Medical Tribune連載 第34回】免疫チェックポイント阻害薬による治療関連肺臓炎の予測に好酸球は使えるか

『Association of baseline peripheral-blood eosinophil count with immune checkpoint inhibitor-related pneumonitis and clinical outcomes in patients with non-small cell lung cancer receiving immune checkpoint inhibitors』(Lung Cancer 2020;1…

【Medical Tribune連載 第33回】PD-L1未発現でもぺムブロリズマブ併用化学療法は化学療法単独より有効

『Pembrolizumab plus chemotherapy versus chemotherapy alone in patients with advanced non-small cell lung cancer without tumor PD-L1 expression: a pooled analysis of 3 randomized controlled trials』(Cancer 2020)より 医療情報サイト『Medic…

【Oncology Tribune 連載32回目】PS不良でも高齢でもニボルマブは使用可能?

『CheckMate 171: A phase 2 trial of nivolumab in patients with previously treated advanced squamous non-small cell lung cancer, including ECOG PS 2 and elderly populations』(Eur J Cancer 2020;127:160)より 医療情報サイト『Oncology Tribune…

【動画】ESMO 欧州臨床腫瘍学会 明日からの肺がん診療に役立ちそうな注目演題 4選

医療情報サイト『Medical Tribune』『Oncology Tribune』に動画投稿しました。 来週2020年9月16-21日にESMO 欧州臨床腫瘍学会2020がオンラインで開催されます。 肺がん領域からも約100演題が発表されますが、その中でも特に日本の実臨床に即しており、明日か…

【Oncology Tribune 連載31回目】ALK陽性非小細胞肺がんに対するブリガチニブ

『Brigatinib Versus Crizotinib in Advanced ALK Inhibitor-Naive ALK-Positive Non-Small Cell Lung Cancer: Second Interim Analysis of the Phase III ALTA-1L Trial』(J Clin Oncol 2020)より 医療情報サイト『Oncology Tribune』に論文レビューを寄…

これからどうやって生きていくかを考える(『ダイヤモンドオンライン』より)

日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣範之先生の『ダイヤモンドオンライン』の記事を4回にわたって紹介します。今回が最終回になります。 勝俣先生は国立がんセンター中央病院内科レジデントから同病院の薬物療法室長などを経て現職につかれている抗…

がんの原因や抗がん剤のイメージ(『ダイヤモンドオンライン』より)

日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣範之先生の『ダイヤモンドオンライン』の記事を4回にわたって紹介します。今回は3回目になります。 勝俣先生は国立がんセンター中央病院内科レジデントから同病院の薬物療法室長などを経て現職に就かれている抗が…

怪しいがん情報に惑わされない6つのポイント(『ダイヤモンドオンライン』より)

日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣範之先生の『ダイヤモンドオンライン』の記事を4回にわたって紹介します。今回は2回目になります。 勝俣先生は国立がんセンター中央病院内科レジデントから同病院の薬物療法室長などを経て現職に就かれている抗が…

根拠のないがんの自由診療が放置されている(『ダイヤモンドオンライン』より)

日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣範之先生の『ダイヤモンドオンライン』の記事を4回にわたって紹介します。 勝俣先生は国立がんセンター中央病院内科レジデントから同病院の薬物療法室長などを経て現職につかれている抗がん剤治療のパイオニアと…

【新型コロナ×がん診療】3つの論文レビューを動画で寄稿しました。(医療情報サイト『Medical Tribune』より)

医療情報サイト『Medical Tribune』に「新型コロナウイルス×がん診療」の内容で3つの論文レビューについて動画で寄稿しました。 2020年7月末現在、首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が再度拡大している状況です。多くのがん診療に携わって…

【PICKs】コロナうつ・・・笑えない実態

『News Picks』にコメントしました。 これは一般市民を対象にしたアンケートになります。もうすぐインターネットで1万人規模で厚生労働省主導で行われる予定となっています。 おそらくほぼすべての日本国民がストレスを感じていると思いますし、その程度が重…

【PICKs】テレワークやオンライン化の流れを上手に活用したい

『News Picks』にコメントしました。 テレワーク導入後26%の企業がもうやめちゃったの? 新型コロナウイルス感染症拡大下で多くの企業で「テレワーク」が導入されました。もちろん医療業界では病院に患者さんが実際に入院して診療しなければいけませんので、…

【PICKs】新型コロナ患者対応の医療従事者 3割近くがうつ状態

『News Picks』にコメントしました。 感染症指定病院に勤める医師としてとても実感できる内容 この新型コロナウイルス拡大下での診療は、医療従事者も見えない敵と終わりのないマラソンを強いられているようなイメージ。 現時点で効果的な治療薬は見つかって…

【PICKs】がん治療についての基礎知識

『News Picks』にコメントしました。 米国アラバマ大学の研究者であり脳神経外科医でもある大須賀覚先生が分かりやすくかみ砕いてまとめてくれたとても良い記事です。日々がん診療に当たっているわたくしが読んでもためになる内容です。 近年、がん治療は大…

【Oncology Tribune 連載30回目】ICI治療中の非小細胞肺がんにおける肝転移は予後不良因子

『The Efficacy of Immune Checkpoint Inhibitors in Advanced Non-Small-Cell Lung Cancer With Liver Metastases』(Cancer Res Clin Oncol 2020;146:777)より 医療情報サイト『Oncology Tribune』に論文レビューを寄稿しました。 キュート先生の視点 J C…

【Medical Tribune 特別寄稿】新型コロナウイルスパンデミック下でのがん診療③今後の第二波対策

医療情報サイト『Medical Tribune』『Oncology Tribune』に「新型コロナウイルス×がん診療」のテーマで寄稿しました。 今年に入ってからは、わたくしの働く病院では感染症指定病院そして三次救急病院として重症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を積極…

【Medical Tribune 特別寄稿】新型コロナウイルスパンデミック下でのがん診療②臨床での働き方の変化

医療情報サイト『Medical Tribune』『Oncology Tribune』に「新型コロナウイルス×がん診療」のテーマで寄稿しました。 肺がん診療の専門家として、新型コロナウイルスパンデミック下でのがん診療において がん治療への影響と課題 臨床での働き方の変化 今後…

【Medical Tribune 特別寄稿】新型コロナウイルスパンデミック下でのがん診療①がん診療への影響と課題

医療情報サイト『Medical Tribune』『Oncology Tribune』に「新型コロナウイルス×がん診療」のテーマで寄稿しました。 これまで臨床の現場で多くの肺がん患者さんの診断から治療、そして終末期の対応などに当たってきました。しかし今年に入って、この新型コ…

【PICKs】コロナ禍での医療従事者の育成

『News Picks』にコメントしました。 コロナ禍での医療従事者の育成は深刻な問題 医学生や看護学生は「学生」の立場で医療現場に出て勉強します。現場に出ないまでも学生や指導教員で集まり、医療の場面を想定して実技を行うこともあります。 新型コロナウイ…

【Oncology Tribune 連載29回目】高齢小細胞肺がんの二次治療での予後予測因子

『Survival and Prognostic Factors in Elderly Patients Receiving Second-Line Chemotherapy for Relapsed Small-Cell Lung Cancer: Results From the Japanese Joint Committee of Lung Cancer Registry』(Lung Cancer 2020;146:160)より 医療情報サイ…