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【書評】どんなにツラくても…誰かが見守っている 『ハルカと月の王子さま』

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絵本『ハルカと月の王子さま』

いつぞやのテレビ番組でX JAPANのTOSHIが曲をカバーしているのを聴いてから

音楽ユニット「YOASOBI」さんの曲をよく聴いています。

そのYOASOBIさんの楽曲『ハルカ』の原作小説が絵本になりました。

 

小説はあの鈴木おさむさんの『月王子』が書き足され、

イラストレーター 伊豆見香苗さんによって絵本に仕上げりました。

 

どんなにツラくても誰か見守っているよ…

ハルカちゃんの成長する過程が月の王子さまの視点で描かれており、

絵本とは思えない感動のストーリー。

 

このコロナ禍で多くの人がツラい気持ち、苦しい思いをしています。

 

人は生きていく中で多くの別れがありますが、

そんな中でも心や気持ちは常につながっています。

 

人は孤独で一人で淋しくツラい状況でも、

どこかで必ず誰かが見守っています。

 

どんなにツラい気持ち、苦しい思いをしても、

一人で、孤独で、淋しい思いをしても、

心がつながっていて、誰かに見守られていれば、

 

人は幸せになれる。

 

人は元気になれる。

 

…そんなメッセージが込められています。

 

短い時間で心に刺さる感動ストーリー

絵本ですので、どんなに読書が苦手な人でも、

文章が読むのが得意でない人でも、

10分もあれば読むことができます。

 

昔から大事にしていたモノや

今近くに居る人がさらに愛おしくなる感動ストーリー。

 

このコロナ禍のツラい状況で

多くの人に読んで欲しい絵本『ハルカと月の王子さま』の紹介でした。